シール類はこれで剥がす。

ライターオイル商品撮影の商品自体や背景の小物、プリントした写真を額に入れるときなど、値札というかシールが貼ってある時があります。

つるつる素材であれば、爪で慎重に剥がせば簡単に取れることもあるでしょう。しかし貼ってある素材、シールの粘着性により非常に剥がれにくいことがあります。

経験的な例を挙げると、ワインとワイングラスの撮影で、ワイングラスの底に値札が貼ってありました。 ガラスなので簡単に取れると思いましたが、これが取れません。少しはがすと千切れる、爪でこすると後が残るといった具合です。

こんなとき出番となるのは、ジッポーなどオイルライターのオイルです。

タバコ屋さん(今は少数派)に売っているものはジッポー純正で200円~400円くらいします。100均にオイルライター用として売ってますので、これを調達しましょう。

使い方は、写真のように、頭のところを持ち上げると少量づつ出すことができます。剥がしたいシールのふちにオイルを数滴たらします。

DSCF0228しばらく、といっても10秒くらい待つとオイルが染み込んではがれやすくなります。貼ってある素材、シールの粘着性によりますが劇的にすばやくはがすことが可能になります。

シールの跡や粘着剤の残りも、もう一度オイルをたらして粘着剤を溶かしながら拭けばキレイになります。

なお、アルコール(メチル、エチルとも)ではシールは剥がせません。

またライターオイルは数滴であれば30秒くらいで蒸発します。乾燥するとオイルそのものは残りませんが、素材により後が残ることがまれにあります。

管理人は、いろんな種類の素材でシールを剥がしたことがあります。失敗した経験は化粧箱でデコボコのある印刷(加工?)がしてある物で印刷が少し溶けました。(シールそのものは剥がせたけど、シール跡をキレイにしようとしてオイルをかけすぎた)

普通の化粧箱など紙製品では全く問題が起きたことはありません。オイルが染み込まない素材、ガラスなども当然大丈夫です。 とはいえ貴重な物はテストしてから使いましょう。

参考、専用のシールはがしも存在します。

アマゾンで検索すると、沢山のシールはがしが販売されています。管理人は知人のところで、1種類しか使ったことがありません。ライターオイルより臭いがしないのが利点と思います。