Godoxのブラケット

Godoxスピードライトブラケット

クリップオンストロボ用のソフトボックス類やブラケットは、たくさんの種類が発売されています。

そのほとんどは、クリップオンストロボのホットシュー取り付け部を使って本体を固定する方式です。
ところがGodoxのブラケットは、発光部つまりヘッドのところを固定する方式です。L型の支持体やネジ類がいらないわけです。
アマゾンのレビューにもありますが、なぜ今までこのような製品がなかったのだろうという感じがします。

部品点数が少ないせいか、Godoxのブラケットだけなら2500円しません。
専用のソフトボックス付きセットで購入するのが一番でしょう。
カメラから離してて使えるクリップオンストロボやパラソル・スタンド類を持っていればこれだけでアンブレラライトが1つ出来ます。パラソル・スタンド類全部購入しても10,000円以下で揃うでしょう。(中国製ですが)

メリットは?

利点は、ヘッドの取り付け部のすぐ下にアンブレラ用の穴が開いています。そのためアンブレラの中心にストロボの光が当たります。

某有名機材サイトでは写真のようなセットが販売されています。ストロボの光軸がかなりズレているのがお分りでしょう。いくら光を拡散、反射させるとため言ってもこれでは考えてしまいます。

もう1つ特筆すべきはリングの部分にボーエンズSマウントが付くことです。
それがどうした?という方は多いでしょう。
簡単に言うとボーエンズマウントのソフトボックス類が付くことです。
ボーエンズはイギリスでは有名な照明機材メーカーです。日本ではあまり知名度がなくよく知らないという人が多かったと言えます。

日本のコメットなどと少しは取引が在ったようです。今はTAKEが代理店です。(ストロボは輸入していないようです。)

ボーエンズマウントのソフトボックス類は、日本国内ではあまり出回っていませんでした。最近になって各種大量に出回るようになりました。例によって中国製ですが、使って使えないことはなさそうです。(品質も上がってきました)
びっくりするほど高いビューティデッシュも2万円程度で入手できます。ライティングの幅が広がりそうです。

デメリットもあります。

このブラケットを使う上で、欠点としては、取り付けるクリップオンストロボの光量がモノブロックストロボ(200Wクラス)の半分以下であることです。(ISO400での撮影で対応できるでしょう)
もう1つ、クリップオンスピードライト用ブラケット全般にいえるモデリングライトが無いことでしょう。
ストロボライティングに慣れていない人には少し使いづらいかもしれません。

これもいずれは画期的な商品が出ることを期待してますし、工夫すれば何とかなりそうな気がします。アイデアが湧けば実験して報告します。(モデリング内臓ストロボも出てきました。)

[日本正規代理店/技適マーク] Godox V1-C CANON対応 フラッシュ ストロボ 76WS 2.4G TTL ラウンドヘッド 1/8000 HSS [1年保証/日本語説明書/クロス/セット品] (V1C)

ちなみに管理人は下の、これを購入しました。
Godox 80×80cm 折りたたみ ソフトボックス S型スピードライトブラケット
80×80cm と表示してますが、発光面の大きさは70×70cmしかないようです。

新製品がでてきました。丸型のヘッドなどを取り付け出来るアップグレード型です。今から購入される方はこちらがお勧めです。