Godoxソフトボックスにモデリングランプ追加
Godox(NEEWER)ソフトボックスにモデリングランプ追加
クリップオンストロボを使う場合、一番の問題がモデリングランプが無いことです。おおまかな光の当たり方は経験で判断できる方もいるでしょう。しかし暗い飲食店などへの出張撮影時カメラのピントさえ合わない時があります。
機材軽量化を目指し、クリップオンストロボで撮影方法を考えたが結局モノブロックで撮影しているカメラマンも多いでしょう。
Godox(NEEWER)ソフトボックス60×60にモデリング用のビデオライトを仕込んでみました。
ACではなくバッテリーで考えた
せっかくクリップオンストロボがバッテリーで発光するのに、ACでランプを点灯させるのには少し抵抗があり、バッテリーで光る物を探しました。選択したのは「VIJIM VL81 LED ビデオライト」という製品です。購入時2020年7月で2680円でした。
照明度850lm、最大輝度出力で最大150分照射のカタログ表示なので2時間くらいの撮影には使えそうだと判断しました。なお850lmは60w相当LED球(パナプレミアX)とほぼ同じ明るさです。アイハロゲンランプはJD110V75W/P/Mで1150Lmです。
Sブラケットに取り付ける
最初にSブラケットにビデオライトを取り付ける準備・加工をします。Sブラケットの下部には四角い穴が開いています。そこに三脚ネジと同じ4分の1インチネジを付けるわけです。ネジ取り付けの写真が完成写真です。
4分の1インチネジは、少し長めの50mmタイプ、ナット・ワッシャーも忘れずに購入してください。ホームセンターでW4分の1という名前でバラ売りしていました。必ずレンチ類で締め付けしましょう。(手で絞めると緩む)さらにネジが長すぎて雲台などが止まらない事があるのでエツミの止めネジアダプター(長)を付けます。上記のVIJIM VL81 LED ビデオライトには小型雲台は付いていないので、手持ちの自由雲台を付けました。ETSUMI ミニボールヘッド E-6630という機種です。(750円程度?)
ソフトボックスにSグリップを付けます。ビデオライトは前から付けても良いでしょう。インナーデフューザーは1か所外した方が作業しやくすなります。ストロボヘッドが隠れないように下向きに取り付けます。後はストロボを付ければ準備OKです。ビデオライトは、9割程度の明るさ、5500kくらいが良いと思います。
プロペットのモデリングランプ60Wと同じ程度の明るさと思われます。小~中型サイズの商品撮影ならモデリングランプとしての役割は十分果たします。ただこのビデオライトのみで定常光撮影は少々苦しい感じです。ISO800 F8 シャッター速度4分の1秒なら小物撮影可能でした。
ACのE11ソケットを同じように、Sブラケット(S2ブラケット)に仕込む手もあるようです。ハロゲンランプのようなLEDランプを点灯させるわけです。ACコード、コンセントが要ります。ランプにより少し明るくなります。撮影時間が長い場合はこちらが良いかも?
また明るい懐中電灯を取り付ける方法もあるようです。(定常光撮影は難しい?)
また最近はGodox AD300など小型軽量バッテリー駆動モノブロックも普及が進んでいるようです。12wのモデリングが内蔵されているのでモデリングランプだけで撮影も可能です。