アンブレラの違い
アンブレラ(パラソル)にも種類がある
内面が白い物が基本・銀反射は苦肉の策
アンブレラの基本というか、元々(何十年前から)内面が白い物が流通してました。蛍光灯などを使う定常光ライトが中国から入ってき始めると、ソフトボックスやアンブレラの内面が銀反射の物が沢山見受けられるようになりました。白反射の物を自分で銀反射に加工しようと考えている素人さんもいるようです。銀反射アンブレラは光量を少しでも補う苦肉の策です。
管理人は基本的にお勧めしません。
ちょっと変わったアンブレラにルーセントタイプというアンブレラがあります。透過する素材で作ってあり、光をアンブレラで反射させるのではなく、透過・拡散してライティングします。すこし癖があるのでプロカメラマンの評価は分かれるようです。最初の1本にはお勧めしません。
普通のアンブレラと両面合わせてソフトボックスのように使う使い方もできます。固定方法(道具)が問題です。
大きいことは良いことだ?
国産メーカーなどのアンブレラは開いたとき60cmを最小に、100cmくらいまでがラインナップされ、1m程度の物がよく売れています。
最初の1本には100cm~110cm(43インチ)の物をおすすめします。取り回し、光の質、価格のバランスがとれていると思います。(消耗品的な感覚で購入ください)
数年前からグラスファイバー製のアンブレラが発売されています。33インチ(約85cm?)程度のものは8本骨でそれほど問題はなく使えるようです。一方で60インチの物は16本骨でグラスファイバーとはいいながら、かなり重量があります。スタンドやアンブレラアダプターなどかなりガッチリしたものを使わない固定できません。真円に近い光が作れる発光面が大きいなど利点がありますが固定する機材を選びます。
変わったアンブレラはまだある
アンブレラ1製品で4種類の異なるライティングができるというラストライト(Lastolite)社の製品。マンフロットグループ傘下に入り販売再開しています。この製品はショーでも見たことがないので紹介にとどめます。
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