自然光で商品撮影は?

よくある質問・希望に、自然光だけで撮影したいという方がいます。あなたのショップが商品アイテムが少なく撮影するのも2~3日に数点ならば、自然光だけでもやっていけるかもしれません。自然光は、最高・最強の光源であることは間違いありません。

撮影用の照明機材は、影が目立たない薄曇りの昼の自然光が目標で作られています。その条件で撮影すればよいわけです。
朝夕の時間帯は、太陽光が赤みを帯びてます。昼間しか撮影しない方が無難です。
つまり決まった時間(同じ太陽の高さ)決まった天候(薄曇り~曇り)で撮るなら撮影可能です。天候は数分で変わることはまれですが、太陽の位置や色は刻刻と移動します。わずか30分で色調整をやり直さなければならいこともあります。

個人のヤフオクやメルカリなどの出品なら、なんとかなるでしょう。しかし撮影数量が多いネットショップではお天気任せで仕事が出来るでしょうか?

自然光撮影も機材は要る

自然光撮影ならカメラさえあれば商品の写真が撮れると思っているネットショップオーナーがいます。
クオリティーを気にするならいくつかの機材はマストアイテムと言えます。
アパレル系の撮影では、まずレフ板です。半身~七分身に使うには楕円のやや大き目の物が良いと思います。(あまり大きすぎると風の影響を受けやすい)小型商品撮影なら小型のレフ板が要ります。

次にクリップオンストロボです。屋外撮影では日中シンクロというテクニックよく使います。モデルの顔や着ている物を明るく撮るにはこれも必須機材です。(カメラメーカー純正でなくても可)

自然光でも光の質をコントロールする、ディフューザーやトレーシングペーパーはあった方が良く、さらにそれらを設置するスタンドなども要ります。

ベランダで小物を撮るならグレーカードが必須になります。人間の目やカメラの色バランスオートは、当てにならないことが体験的に多いので商品の色を正確に撮るには必須機材です。

屋外(自然光)と屋内を使い分け

イメージカットと言うか、商品の背景に風景などを入れて撮影するのは、自然光の方が適しています。屋内でセットして撮れないことはないですが、大掛かりな設営作業がいることになります。

アパレル系のある種のカットもロケーションフォトの方が、服を着た時のイメージが強く訴求出来ます。角版写真

自然光オンリーではネットショップの運営は困難でしょう。いわば適材適所です。切り抜きが前提の物撮りは屋内撮影、イメージカットは自然光撮影と貴方のショップの状況に応じて、うまく組み合わせましょう。

一点だけ、注意点は晴天の太陽光下では撮影しないということです。コントラストが強すぎて商品や衣料の質感、素材感が伝わりません。必ず薄曇り~曇りで(カラーバランス・色設定をして)撮影してください。