これを知らないと機材の取り付けはできない(ダボ)
重要、初心者はここで戸惑うオスダボ、メスダボ
重要なのは、日本のものと海外のものでは規格が違うということです。
日本で発売されている照明機材は蛍光灯ライト、モノブロックストロボ(一体型のストロボ)大型ストロボヘッドなどは、スタンドへの取り付け部がオスダボ(17mm径)仕様です。
当然スタンドの方はメスダボです。
ところが、ほとんどの海外製品が逆になっています。ライトのほうがメスダボ(16mm径の穴)ライトスタンドのほうがオスダボになってます。
注、スタンドのダボに関しては昔から国内で販売しているマンフロットなどは、記号にJが付いている「例004JB」など、日本向け製品があります。当然メスダボですから国産ライトを付けるのに問題ありません。
最近は中国製の製品が、たくさん出てきて複雑になりました。中国製などは、日本の規格に対する配慮はありませんから、購入の仕方によってはオスオス、メスメスで照明機材とスタンドが付かないということが発生します。
なお欧州・米国メーカーも中国と同じです。つまり日本の方が特殊と言えます。
さらに、エツミ(国内の有名写真用品メーカー)なども中国製ライトスタンドを自社ブランドで販売するようになりました。このため国内メーカーの扱いだからメスダボ製品では、なくなりました。
最も注意しなければならないのは、16mmのメスダボに国産ストロボの17mmオスダボは入りません。
中国製ライトスタンドのオスダボ先端部分とオスダボをメスダボに変換するLPLのアダプターです。
中国製スタンドの先端(オスダボ)にも微妙な違いがあるようです。
アマゾンのLEDライト(モノブロック型)のカスタマーレビューの中にダボに入らないという記述がありました。気になったので調べてみたところ、手持ちのマンフロットアダプタースピゴットの最大径は約15.8mmΦで、写真の格安ライトスタンドのダボ部の最大径は約15mmΦでした。
製造誤差の範囲と言えなくもありませんが、0.8mmの差は大きいので15mmΦのダボ前提で製造された機材は加工しないとつかないでしょう。
“これを知らないと機材の取り付けはできない(ダボ)” に対して1件のコメントがあります。
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本当に日本はガラパゴスが多い。本当に迷惑だ。国産ストロボ使っている人はいいのだろうけど。海外製品が多く入ってきているいま、業界あげて海外規格に合わせる動きを見せて欲しい。本当に迷惑