まずはライトスタンドについて

専用品には専用品のよさがある

アマチュアカメラマンが、あまり持っていないのがライトスタンドです。

フラッシュ(ストロボ)などを、カメラから離して使うことが無いからです。そのためあまアマチュアカメラマン暦、数10年と言うベテランでも持っていない、スタンドに対して、あまり知識が無いという人がほとんどです。

そのためか、管理人が関わりのあったネットショップ運営会社(3社)では代用品を使ってました。3社とも何を買ったら良いか分らないため、工夫して光を当てているということでした。
餅は餅屋、専用品を使いましょう。使ってみればよさが分ります。

三脚では代用しない方が良い

何に使うのかというところから順次解説していきたいと思います。

目的は、光を出す機材(灯体)=ストロボ、蛍光灯ライト、LEDライトなどの光をカメラから離して当てるために使います。

専用品ですから光を出す機材を取り付けしやすいようにシステム化されています。

ライトスタンドは、携帯性を重視したもの以外高さ2m以上になるものがほとんどです。
撮影の照明は太陽光を基準にしているため、上方向から光を当てるのがセオリーです。そのため2m以上の物が多いわけです。
三脚でも良いのではないかと思われるでしょう。三脚でも代用できる場合がありますが、撮影する被写体が人間の半身程度になると三脚では高さが足りません

設置スペースもライトスタンドは、比較的狭いところに置くことができます。三脚は雲台を1.5m程度の高さにするだけで、かなりのスペースを取ります。

またオプション(ブームなど)を使えば、光を当てる角度方角が自由になるのも大きなメリットです。

撮影という作業では、必需品です。家庭用の学習スタンド・インテリア用ルームライトなどで光を当てている撮影担当者さん、是非一度使ってみてください慣れると、作業効率が段違いです。またライティングの幅も広がり商品写真のクオリティも上がります。

ひいては商品の売れ行きもアップします。

ライトスタンドにカメラを付ける?

管理人が受けたビックリ質問に、ライトスタンドにカメラはどうやって付けるのかというのがあります。
オスダボ仕様(下記国産と海外製ではダボが逆を参照)のスタンドが増え先端部にネジが見えるので付けられると判断されるのでしょうか?

基本的にライトスタンドにカメラは付けることはお勧めしません。スマホやGoProなどアクションカメラを高い位置から撮影する目的なら使って使えないことは無いでしょう。
この場合、スタンド先端に自由雲台を付ければ簡単に取り付け可能です。ただし先端のネジの強度が弱い製品があるので強い負荷がかかる使い方はNGです。(重たいカメラを付けて斜めにするなど)

次は、接続部の違いを説明したいと思います。