これを知らないと機材の取り付けはできない(ネジ編)

カメラと三脚をつなぐネジには2種類ある

雲台カメラネジ
手元にあった小型三脚のカメラ止めネジ部

脚にカメラを取り付けたことがあるでしょうか?

たぶん、ほとんどの人は大丈夫でしょう。三脚の頭(雲台という)にはネジが付いていてカメラの下部にはネジ穴が切ってあります。

まずこのネジにも大小があります。写真機材で使われているのは1/4インチ 細ネジ、 3/8インチ 太ネジと2種類です。単に細ネジ、太ネジという言い方をします。

カメラより雲台と三脚の接続に注意

国産=細ネジ、ヨーロッパ=太ネジといった感じでしたが、今は2種とも国際規格になつています。

カメラの下部のネジ穴は、一眼レフ、ミラーレス、コンパクトカメラを問わず細ネジです。昔中判カメラと言われたマミヤRB67など大きなカメラは、太ネジです。(細ネジに変換するアダプターが標準で付いてます)
その他ビデオアクセサリーの一部に3/8インチ 太ネジを使う機器があるようです。

マンフロット、ジッツオなどの海外メーカーの三脚の場合、脚と雲台部の接続に太ネジねじが使われています。国内で正規販売されている商品は、ねじの部品を反対につけると細ネジになったり、細ネジアダプターが付属したりしてます。(並行輸入品はわかりません)

なお、普通にホームセンターで売っているネジはJIS規格です。(ミリねじ)大きなホームセンターにはインチネジが置いてあります。自作などするときはインチネジを選ぶ必要があります。

変換アダプター

国産のハスキー三脚は脚のみという製品があり、接続部は太ネジです。そのほかにも大型三脚では、接続部が太ネジの製品があります。

HUSKY ハスキー3段 1033 分離型三脚 脚のみ 太ネジタイプ

ネジ変換アダプターには、日本独特の17mmメスダボ用の物があります。いくつか揃えておくとベストです。

オスメス3種のダボ
オスメス3種のダボ